鳩様邸解体工事
こんばんわ。お久しぶりです。
本日のライヴに参加できずにがっかりしているE号室の者です。
あぁー、今日は仕事を休みたかったなー、と思いながら、出勤致しました。
そんなことをだらだらと思いながら、朝の草むしりや落ち葉拾いをしたところ、さらに悲しくなるものを発見してしまいました。
それは、鳩の巣です。
私の勤めているところは、木が多く、虫や鳥たちの憩いの場になっております。
春の始まりや、秋の終わりごろには、燕、スズメ、鳩、ミノムシなどがいろいろと巣を作り始めます。
私の勤めているところでは、お客様がお起こしになられるので、残念ながら、巣を作っては私達が撤去するのですが、今回ばかりはすることができませんでした。
常に鳩がいる状態で、
木を揺すっても、とびたたない、
棒でつつくぞで目を見て威嚇しても、頑なに動じなかった。
絶対に子供たちを守るという、信念の眼をしていた。
私は、その鳩の信念に負けて、その子供たちが羽化をし、
成長し、巣立つまでは見守ることを決意をした。
しかし、巣立つときは訪れなかった。
親鳥は、今日を含めて、四日ほど、巣には来なかった。
あの冷たい雨が降る以降。
ぬくもりを失ってしまった卵では、もう羽化はしないと悟ったのだろうか。
今回は、あきらめて別のところで、また、巣を作ったのだろうか。
真実はわかりません。
ただただ、私たち見守っていた巣と、卵二個だけが残っているのだけは、確かな真実です。
できるならば、巣立つ姿を見たかったっ…!
そんなことと、ライヴに参加できなかったことに、想いを馳せながら寝ましょう。
明日も仕事がんばろう。
機会があれば、絶対にライヴには参加しよう。
おやすみなさい。
※写真は解体後の鳩の巣でした。